健康なお肌を保つためには、定期的なシェービングを欠かすことはできません。とはいうものの、一体どれくらいの頻度で行なえばいいのかわからない、と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、シェービングの適切な頻度とタイミング、注意するべきポイントについて詳しく解説します。
肌のターンオーバーに合わせよう！
シェービングの頻度において重要なポイントは、肌のターンオーバーです。ターンオーバーとは、皮膚細胞が新しい細胞に置き換わる周期のことです。一般的に、ターンオーバーは28日周期で繰り返されます。シェービングをこの周期に合わせて行なえば、肌に残った古い角質や毛根を取り除くことができます。その結果、健康的な肌を保つことにつながる、というわけです。おおよそ3～4週間の間隔を目安にするとよいでしょう。
ただし、個人の肌質や毛の状態によっては、28日周期に合わせた頻度が合わない場合があります。もしもまだ4週間経っていなくても、くすみが目立ちはじめたり、肌がゴワゴワしはじめたりした場合には、産毛が生えてきたサインです。その場合は、少し早くてもシェービングして問題ないでしょう。
ただし、頻繁にシェービングを行なうと必要以上に肌の角質を落としてしまいます。そうすると肌が敏感になり、トラブルにつながってしまうことも多いのです。シェービングしたら、その後は最低でも2週間は間隔を空けるようにしましょう。
タイミングに気をつけて！
シェービングする際に気をつけるべきポイントは、タイミングです。朝起きて鏡を見たときや、お風呂に入る前などに産毛チェックすることを習慣にしましょう。そうすることで、自身にとってのベストなタイミングを見極められるようになります。肌の状態がよくないと感じたときには、シェービングするべきではありません。
また、生理前は肌が敏感になっている時期です。ニキビもできやすくなっているため、シェービングするのは控えましょう。ホルモンバランスが安定する生理後の5～7日後あたりが最適なタイミングです。
産毛はまだ生えていなくても、顔のほかの部位の毛が伸びてくることがあります。顔のなかでも、部位によって毛の伸びる速さは異なるからです。例えば、眉毛や鼻下の産毛は1～2週間ほどで生えてきます。これらの場所は毛の量も多く目立つため、気になったときに処理をしてかまいません。
まとめ
肌の健康を保つためにシェービングは大切なことですが、やりすぎは逆に肌を傷めてしまいます。まずは自身の肌の状態をしっかりと把握しましょう。特に、生理周期やストレスなどで肌が敏感になっているときは、シェービングは控えることが肝心です。
