シェービングする場合、一般的にはカミソリを使う方法と電気シェーバーを使う方法があります。なかには両方使ってシェービングする人もいるでしょう。それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるので、一概にどちらがより優れているかという話ではないのですが、それらを理解することには意味があります。
そこで今回はカミソリとシェーバー、それぞれの特徴を紹介します。
カミソリの特徴
一口にカミソリと言っても、T字やL字(I型)などの種類があります。刃の部分に関しても四枚刃や五枚刃などから選べるので、髭の濃さや肌の特徴、どの部分の毛を剃るのかによって選択肢は多様です。
また、後述する電気シェーバーと比べて、刃の部分が肌に直接触れるので、深剃りできるのもメリットといえるでしょう。さらに価格の面で見ても安価な物や複数本がまとめ売りされている商品もあるので、気軽に購入できます。
ただしシェーバーよりも肌との摩擦が増えるので、正しく使わないと肌を痛めてしまう危険があります。
いわゆるカミソリ負けをしやすい人は、刃の枚数が多いカミソリを選んだり、シェービング前の準備をしっかりしたりするようにしましょう。具体的にはお風呂場でのシェービングや蒸しタオル、シェービング剤の活用などが挙げられます。
ほかにも敏感肌用のカミソリなどもあるので、これまでのカミソリが肌に合わなかった方は、別のヘッドや商品に変えてみるのもおすすめです。
電気シェーバーの特徴
電気シェーバーにもカミソリ同様いくつかのタイプがありますが、共通の特徴は刃の部分がカバーで保護されている点です。
これによって肌へのダメージを軽減できるのに加えて、軽快に剃れるので時間がないときでもすぐにお手入れができます。シェービング剤の準備も必要ありませんので、出先で剃り残しを剃ったり、夕方の無精髭を剃ったりと、場所とタイミングを選びません。
また専用のアタッチメントに交換すれば、長さを整える髭トリマーとしても活用できるのは、電気シェーバーならではといえるでしょう。
デメリットとしては、モーターの駆動音がするため時間によっては近所の人や同居人に気を使ってしまうところです。価格についてもカミソリよりは高価で、ハイエンドモデルともなると数万円はしますし、替え刃だけでも一万円近くかかります。
まとめ
カミソリと電気シェーバーにはそれぞれのメリット、デメリットがあります。最初に書いたように、どちらが優れていてどちらが劣っているというものではないので、自分の生活や肌の質に合った商品を探してみてください。
髭の生えている人にとって、シェービングは生活の一部です。だからこそ、ちゃんと自分に合ったものを選びたいですよね。